2018年3月24日(土)午後~
電車乗車中にてふと有名なる佐世保とやらに寄ってくかなーと気軽に検討する。しかし、
僕の思い込んでた長崎と、実在する長崎の差異はめちゃくちゃデカかった。。。長崎市が実際辺鄙すぎる。
後日談:ひょっとして熊本~長崎って船だとチョッ速ぢゃね?ググったら熊本港~島原港間のフェリーや高速艇があるみたい。てかこの地図適当すぎるな。
そりゃ福岡から佐世保までと長崎市まで行くのとでは到着時間がぜんぜん違うわな。大阪民がいうところの和歌山市と那智勝浦町レベルに。てか和歌山までがそもそも遠いのも含めて。
で、佐世保ですが調査の結果、駅から徒歩でさくっと行けるような観光地はないのでスルー。明日は朝から軍艦島ツアーなんで長崎市から2時間な佐世保宿泊とゆーわけにもいかんしね。
で長崎駅付近の宿を調査るに、ファーストキャビン(ちょっとリッチなカプセルホテルっぽいの)があるのか。他のホテルのお値段も熊本とは違って観光地価格なのもあって、東京行きではかなりお世話になりっぱなファーストキャビンに決定。浮いたお金でうまいものを食おう。ところでちゃんぽん以外の名物ってなんだ?トルコライスだ。有名店サーチだ。決まった。このハンバーグものってるヤツだ。
で、特に考えもなく長崎到着。JR駅構内にある観光案内所で観光パンフレットをいろいろと頂く。今回の観光でめっちゃ役立ったのが、この縦長の番号がふってあるヤツ。前提としてテーマはあるんだが、根本は地域別。この冊子にはすべて長崎市全域マップも完備され、その詳細部分マップがでっかくドーンとなっており、土地勘がなくとも大丈夫だし気になるサーチも全体図で即OKとなんせ使いやすい。7番まで全部ゲットして備えよう!
ちなみに加古川ヤマトヤシキの長崎名産展でゲットた観光パンフ。一冊は長崎県全域にフォーカスするも土地勘がない俺は置いてけぼりの対馬や佐世保や長崎市の一押しの連呼となっており役立たず廃棄る。もう一冊は長崎市にフォーカスし、まぁ割と使える内容であったが、にしてもこの表紙はヒドイ。
正方形の冊子にスクエアなレイアウトをきり、配色で海を表し名所の写真の輪郭とし海に囲まれた感を演出しているのを、下方に無理やり突っ込んだ感ある夜景フォト。星空完全無視の山影でぼんやり切り取られた町の夜景がすべてをブチ壊す。以降は想像になるが、デザイン完成後に、商工会議所の偉いさんかどっかのメンドクさいおっさんが「長崎名物夜景が入っとらんやないか!」てな一喝に、それまでデザイン案になんの苦情もなかった提灯持ちが、夜景を無理やり、デザイナーの意向無視で、突っ込んだんだろう。なぁ、たぶん。
まぁでもこの数字がナンバリングされた縦長のヤツはホント優秀なので長崎市の観光は大丈夫だ。
長崎駅からホテルの場所を確認し、経路上の名所をサーチるに「眼鏡橋」が。
はい、水面に反射してメガネです。風がきつくて水面ザワついてもダメだし、昼間だと日光が強すぎて水面が明るくなっちゃうわで、観に行くなら夕方がオススメです。
翌日の深夜に再訪したぶん。やっぱ適度な日光がないとダメなのである。あと風も。
リポビタン推しな気持ちが強すぎてよくわからなくなった店。
ガラスに貼られた屋号?「かなやリポビタン」??ぐぐってもよくわかんない。
アーケード街をぬけ、繁華街への道を進むまでもなくファーストキャビン長崎の看板は目立ちまくりで迷うことなくチェックイン。
ちなみにかなり離れてても近所の焼肉屋さん「アリラン亭」の屋上看板がかなり縦長なので街中どこからでも目視可能、ここをランドマークにしとけば絶対にホテルまで帰れる。
オランダ坂付近からでも、
てな流れでトルコライス行くよー
「ながさーち」さんてな地域ポータルのまとめ記事「トルコライスが人気のお店10選!」をめちゃ参考にさせていただきです。写真もテキストも簡潔にまとまってて便利。できれば土地勘がない人向けにもう一押しあれば完璧なんだが、まぁgooglemapで調べるから全然いいけどね。
で、このハンバーグがのったトルコライスのルックスに惹かれて「レストラン メイジヤ」へ。ってか先ほど浜町アーケード街のいい感じに昭和な雰囲気な喫茶店で気になってたとこぢゃないか。
1Fの喫茶店っぽい店構えから2F入口に上がって店内は清潔感ある昭和レトロ。
よくばりトルコライス。カツの上にハンバーグさま鎮座。
これ以外にも定番洋食やトルコライスフェアと称した各種レパートリーには長崎風トルコグラタンとかとか美味しそげなのとか多彩で逆に困る。
お味はカレーピラフの若干単調な辛味を、やわらかハンバーグとカツのカリっとした食感がアクセントになり楽しい気分になります。付け合わせのナポリタンもちゃんとおいしい。
想像どおりにおいしくて、初体験なのに懐かしい。そんなお味。もし地元民だったら幼少期の楽しい思い出と共にフラッシュバックする。そんな雰囲気なのです。
私は大好きなのですが、お若い観光客が名物でビックリしたい!という用途には向いていないかもしれません。
食後は繁華街の東側、話にはよく聞く思案橋方面に足をのばしてみました。
こんな雰囲気の夜の繁華街を観光パンフレットを片手にカメラぶら下げてうろうろする典型的な観光客に、心配になったと思われな近隣住民おばさんに声をかけられる。
「この公園の竜馬銅像みていき、左手は住宅街で見るトコなし、右曲がって提灯っぽい照明が、すぐ左がに神社があるよー」と親切に観光案内されてしまう。いい街である。
中華街を抜け、うろうろする。
先ほどの洋館やお江戸な雰囲気の建物群はなんやろや?とぐるっと回りこむと、ココが出島跡に作った出島テーマパーク的な場所だと知るも入館は21時までで無念。明日来よう。
今日の夜の正解は、頑張って居留地方面の高台まで足をのばして市街夜景の撮影をする事だったんだろうなぁ。と今は思う。
九州ちゅうねん18きっぷ。その3~軍艦島~ に続く。。。