2017年5月6日(土)連休最終日の深夜に目的地も決めずチャリでひたすら西へ。にしても岡山県堺のコンビニ低密度は異常。そして10年ぐらい前に購入したLED前照灯が暗すぎて怖い。岡山入るまではこのルクスでも問題ないんよね。道路の舗装状況といい県という単位なんだなぁと実感する刹那。
早朝5時頃には大都会岡山着るも、久々のロングライドにケツが痛い。このまま尾道やしまなみ海道を目指すと俺のケツはさらに分解しかねない状態。しかしなんの面白味もない国道二号線(戦前からの幹線道路はスパイに港を見られたくないてな理由であえて山中街道らしいがホント?たしかに旧道は海沿いなんだが)をただ引き返すのも癪なのでフェリーで瀬戸内海を堪能する事に。
岡山からのフェリーには、四国高松、最近はアート方面で世界的に有名な直島、そして小豆島。そして小豆島からは姫路港行きのフェリーもあるので、行先は小豆島に決定。一番近くの港である新岡山港に向かい朝5時に到着。フェリー乗り場付近にてスマホで検索するになんと7時まで便がないらしいので、せっかくのチャリ旅行だし時間つぶしついでに岡山にあるもういっこのフェリー発着港な宇野港に向かうことに決定。(これはウソ、フェリー会社によってはもっと早い便があります。どこのフェリー乗り場もなんだが、各会社ごとの時刻表が各社ホムペに掲載と、行先別に集約された時刻表ってなのがなくてクソ不便。観光立国目指すならなんとかしれ!)
で、新岡山港から宇野港までの直通ルートには目視で確認できる程に強烈に高さ&距離がある橋が。これをチャリ&クソ寒いなか渡り切るのは流石に萎えそげなんで、遠回りにはなるが、いったん国道二号線まで戻り南下して向かうことに。まさかコレが山越えルートになるとは思わなんだわ。。。
道中、深山公園(みやまこうえん)てなイギリス庭園のある道の駅では車中泊大ブーム。超広大な第一第二駐車場もソレを見越した仕様なんだろうなぁ。家族で宿泊したら結構なお値段するもんね。特に晩飯朝飯強制な旅館なんかだと。なんでほとんどの車はミニバン。納得だわ。
なんとか玉野市はフェリー乗り場な宇野港に8時到着も、小豆島行きの自転車が積み込めるフェリーは11:10.。。四国行きも検討したが、しんどさMAXでもう帰りたい気分なんで、小豆島経由で姫路の飾磨港までフェリーで戻る事に。ここ玉野市も昭和風情が残る港町なんでゆるゆると散策。弁当購入って港のベンチで食すのもまた楽し。時間の流れが緩いのがいいよね無職は。
いしいひさいちさんの出身地みたく町おこし題材に。展示館もあったが自転車片手なんで今回はスルー。街中に毒っけの強い4コマまんが。
自転車でフェリーというか、船ってのがソロ活動で乗船する事が殆どないので悩みつつも乗船。自転車の人もいたし。というか海外からの観光客がほとんど!この一帯の芸術町おこし島が日本ではイマイチの知名度だが、海外では日本風情も楽しめるしと大人気らしい。そだよなぁ。俺も海外行ってまで便利で清潔なモンみてもしゃーないと思うわ。
道中で小豆島情報をスマホで調べるに、今から上陸する土庄港と、飾磨港方面へのフェリー乗り場である福田港とはなんと島のド反対側。小豆島チャリ目的のブログとか見るに北側南側ルートのどっちもしんどそうなんで、観光地的なポイントが多い南側ルートで行くことに。途中の寄港地で間違えて下船しそうになるも、なんとか小豆島到着~
いろいろと道を間違えつつも、小豆島の大自然を満喫。あとは北上するだけだな!
そう、あとは北上して港を目指すのだ!のだ。の、だ。。。クッソ登りである。地形図から予想はしてたが、キツイ。途中から登山スタイル。さようなら削れゆくクリート。
福田港はいい感じに寂れた港でよかったです。全然人とすれ違わない。。。
こんな港町なのに、最近はやりのソーラーパネルがどかんと設置されており、いやいや、こーゆー場所にこそ要るもんよね。
かくしてケツが割れる前になんとか飾磨港に到着。四国に行くなら輪行でいくべし(JR線で瀬戸大橋渡ろう)と誓ったのであった。国道2号線の岡山方面はホントちゃりで走っても面白味がない。狭いトンネルに割と多いトラックの通行量と怖いしね。でも尾道からしまなみ海道は体験しときたいなーとか。