清水の舞台から飛び降りにくい不具合

ちょっとした京都観光のコツなんぞをば。
2017/4/4にギャラリー北大路さま「吾妻ひでお原画展」行くついでに、京都観光で「京都水族館」と「清水寺 春/夜の特別拝観」をはしごしてみました。

姫路からJR京都駅に到着後、ギャラリー北大路へは、「地下鉄北大路駅」になり片道230円(往復:460円)ですが、突発で途中下車やら清水寺へは最寄り駅から祇園観光てなオプションも考慮しつつ「市営地下鉄1dayフリーチケット600円」を購入しちゃいます。ちなみに京都水族館も含め、美術館博物館の割引制度も充実しており割と簡単に元は取れるアイテムだったりします。あ、そうそう、購入したら地下鉄&バスの路線図な観光マップがもらえるので、車内でざっと目を通して、バス移動の難易度に絶望しよう。地下鉄&徒歩ばんざい。
ちなみにコレのバスVerもあるにはあるんだが、京都のバスははちゃめちゃややこしい。JR京都駅バスターミナルから主要目的地まではなんとかなるが、経由ポイントはともかくJR京都駅に戻るだけでも一苦労。循環を逆回り遠回りなんてしでかしたら時間浪費残念賞確定である。加えて後述するが、観光地からバスに乗るのはすごい混んでて行列必死なんである。とにかくバスはあんまオススメできない。
ちなみに乗用車、案外楽ではあるが、観光地周辺の駐車場やコインパーキングはかなりのぼったくり価格であり、タクシーのが安価&快適だったりする。

地下鉄1dayチケットは地下鉄駅窓口でサクッと購入し、北大路下車すぐにギャラリー北大路。先日あじませんせーが癌で入院てなニュースで、突発で直筆応援お手紙のお届けサービスを開催していただいてるなど、単に復刊ドットコム直販所みたいな本屋の販促てな雰囲気ではなく、ギャラリーとして作家と読者をつなぐてなニュアンスを感じました。
原画は印刷物とはやっぱ情報量がね。印刷物という完成品を想定して原画を描く訳ですが、そこに至る道のりが見えるんですよ、あと商業印刷ではポテンシャルを出し切れない繊細さも。漫画原稿って作者が直筆ってプレミアムだけではないんす。

北大路で昼食ランチ場をうろうろするも、ネットで調べた駅周辺ってめっちゃ範囲広~いのであてにならんな~と鴨川方面に徒歩り、洋食屋(なぜか行列)ついでに弁当やってるお店にて日替わりハンバーグ弁当を鴨川河川敷で食る。そのポジションでそんなロング竿振り回して何を釣るやら挙動不審な釣り人おじいさんや、大学生気分を体験入学ぽい分厚いハードカバー本をペラペラと謎ペースでめくったり戻ったりする文系女子っぽい何かやらを眺めて和む。桜はまだだが花見気分である。

寄り道ポイントもないので京都駅まで戻り、そこから徒歩で京都水族館へ。食後のデザートや散策ならば鳥丸御池でおりて交通量の多い道路の裏道を入りおしゃれ古民家雑貨屋やスィーツ店なんぞを六角通経由で四条方面に抜けると京都観光気分だ。

京都水族館、京都駅からバスもあるが、乗り場を調べて困惑するよかとっとと歩いて行ってしまおう。入場券購入時には1dyaチケットの提示で割引を忘れずにね。そして入場したら即、おおさんしょううおワールドだ。そしてイルカショーの時間をまず調べておくことを忘れずに。館内は巡回推奨ルートはあるが基本ショートカットでどこでも最短距離なんでパンフレットのマップも忘れずに。

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あくび。ちなみに手の指は4本、足指は5本。
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いつもの事ながら何故故広大な水槽の左隅に全員重なり合うの?地球の自転の影響?さみしいの?野生はそんな事ないだろ?
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包丁片手の料理人に追いかけられ、路地を疾走するおおさんしょううおさん。そんなのいない。絶対!
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京都水域ではもう希少ぽいまじりっけなし原産種さん。

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2016/1/29当時の国産さん。美白った?の?

水族館の出入り口にはバスの経路図や時刻表があるんで、次の目的地を狙い定めてから出発だ。狙い定めて乗るバス番号を控えても、そのバス停が何処にあるのかは謎だ。停留所で再確認して乗り間違えるな!

清水寺は2017年4月現在では「207」の四条方面行きのに乗って「清水道」で降りればOK。ちなみにこのバスにJR京都のバスターミナルから乗ろうとするともれなく行列だ。数本待ちを覚悟せよ。ほんとバスは難解だ。この系統は一律料金で230円なり。
ちなみに春と夏と秋の一時期は夜間の特別拝観があり21時までOK。通常は18時までと何処の観光地もだいたいこの時間までなんで、この夜間拝観時期だと、夜までみっちり予定がいれれて日帰りの終電に余裕があったり、遠方からの宿泊だとこの時期を外すのは考えられないボーナスステージである。

バスを降り、参道沿いには観光地モードなお店なんで、みたらし団子なりわらび餅なり甘酒なりまぁ適当に。

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初清水寺なんだが、なんか櫓っぽい建造物しかないんですが、あの舞台はどこ?どこ?櫓中央のぽこっとへこんだところね。あーめっちゃ絶賛改修中でしたわ。。。
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しかも桜もまだまだ。

本堂入ってスグに、鎖に繋がれた錫杖(じゃらじゃら輪っかのついた杖ね)と鉄下駄が並べられており、外国人観光客と一部の日本人が、選ばれし伝説の勇者気分でエクスカリバー風に取り出しチャレンジしてるが、コレは明治時代に厳しい修行達成記念で奉納されたアイテムだから。妖魔とも戦わないから。ちゃんと英文で解説書いといたほうがいいと思う。
まぁ当分の間は残念景観なんで、拝観するなら別ントコのがいいかなーと思いましたよ。
あ、ご近所には清水寺とともに西国三十三か所でもある六波羅蜜寺の空也像はちょうオススメなんで清水寺に行くなら是非!

清水寺からJR京都、巡回バスな「207」系統なんで降りたところと同じ停留所で乗ればいいんだが、当然ながらバス停には長蛇の列。ヘイ!タクシー!JR京都駅までは1150円でした。バスの待ち時間に乗れても混み込みで長時間揺られるのを考えれば、複数人なら全然OKではないでしょうかタクシー。つねにタクシーの選択肢をばお忘れなく。

京都、バスはほんと難しいので、バス1dayパスの恩恵を享受するなら覚悟が必要かと。あとバスって移動時間もかかるんよね。いろいろ目的地があるならばタクシーと地下鉄で!(もしくはレンタカーなんだろうが駐車場代金高いしそもそも駐車場満車な恐怖も覚悟せねば)