俺とムービー
いまTVでやってるトランスフォーマーがつまらなさ過ぎるので、過去に見た映画の感想でも記述しておこう。それにしても退屈な映画だなぁ。世の人々はコレを面白いと思っているのか?誉めるところが全く無い。
・センターオブジアース3D
例のヴェルヌさんの有名ライトノベル「地底旅行」の何回目かの映画化、今回の目玉は3Dだだだ!
なんでいまさら立体映像?ってな感じですが、絶対大丈夫って思われていたDVDでもコピーが横行している今日この頃、ハリウッドが生み出した究極のコピーガードが3D化ってな噂で御座います。どーせBDだろうがなんだろうがコピーされちゃうもんね。
今回の時代設定は現代は今も今。ヴェルヌの地底探検がペーパーブックとして存在するアメリカが舞台。そう、現在と同じくヴェルヌの小説が実話だと信じる人達もいる現在。
今回の旅の仲間は、ヴェルヌ大好きな冴えない大学教授、同じくヴェルヌリアンで調査中にお亡くなりになった兄貴の一人息子。で、道案内役がヒロインの女性。
女性といえば、以前映画化された際はクレイアニメがメインの昔ながらの特撮に、ハルヒさんも憂鬱になるほどにみくるちゃん的ポジションの女性がからむ(主に服が)展開に、世の男性諸君は大喜びだったはず。で、今回は3D。立体でぼよよん。トランジスタグラマーなダイナマイトがいろいろ大爆発するのに期待するのを誰が止められるであろうか。なーのに何故か今回のヒロインちゃんはララクラフトもビックリのかっこいい系のスレンダーお姉さん。ちょびっとガッカリだが、シナリオ的には問題ない流れですし、この彼女ちゃんもかなり素敵で御座います。
かなり子供向け(お約束の危険なトロッコ)な今回の映画。主人公といいますが、感情移入できるキャラは少年。でも同伴のお父さん向けに、ヒロインと教授とのロマンスが用意されておりますが、少年もヒロインに惚れちゃって道中では恋の鞘当もあるって流れ。
少年が、頼りになる年上のお姉さんへの気持ちが、かっこいいto好きになっちゃうって展開がありますが、これには前述のトランジスタグラマーちゃんでは役不足なわけですね。
父親の足跡をたどるうちに成長していくといった話はありますが、基本的には3D演出でビックリといった映画ですので、3Dかつ大画面で見ないと意味が無い。
で、DVDの3Dエディションですが、この3Dは古から伝わる赤青メガネ方式。モノトーンに割り切っておらず色はついていますが、セロファン越しなので微妙な色になります。かつ、3Dも液晶シャッター方式のようにはっきりとは飛び出さない割にはカラー映像なんで目が疲れます。あえて買うなら3Dじゃない方でいいけど、3Dじゃないコレに意味あるの?と聞かれると悩んでしまう。そんな映画。
でもね面白くないわけじゃないのよ。主要3人はいい人ばっかで当然ハッピーエンド、ストレス無く見れます。地底ファンはアイテムとして買ってあげてね。
上段からリック・ウェイクマンのセンターオブジアースLPと、リターンオブジアースのCD。中段はそのLPのインスト。下段は左が1959年の方で右が今回の最新版です。ちなみに原作はまだ途中までしか読んでない。
いまいちマイナーなリターンの方ですが、CDはナレーションがパトリックスチュワート(ピカード艦長)やオジーオズボーン(ターミナルエクスタシーのお返しなのか?)などなど豪華ゲスト参加。