映画感想その2
いやートランスフォーマーまじ面白くなかった。久々に時間の無駄遣いを感じる。途中で最近マイフェバリットなトライゴンをプレイするが、切り替えしミスると即死亡ってなシビアさの中でバランスで取れてる。んだけどやっぱり取っ付き悪いよね。自機の当たり判定や連射などは時代的にしょうがない部分もあるが、派手なボムやらパターン化が楽しいステージ構成がもったいない。
で、先日見に行ったこの映画、話題的にはアカデミー賞でインドの暗部をするどく抉るドキュメンタリー的な作りや低予算な作りが評判だけど・・・話的にはんなアホなな純愛モノの映画。
これだけ聞くと、恋愛物の皮をかぶった社会派映画。って結論つけたいところだけど、見終わった感想は全く逆。社会派的な部分ってめちゃくちゃ薄い。これじゃ問題定義にもなんないぐらい適当な掘り下げ。
これは純愛映画がとりたかったスタッフの照れ隠しにしか思えない。アメリカや日本舞台じゃ命がけの恋愛なんでギャグ(ぼくはしにましぇ~ん)にしかならない。ならば舞台は発展途上国。犯罪残虐搾取を乗り越えてのハッピーエンド!でもこれじゃ主要ターゲットの先進国の方々に共感が得られないじゃん。どーするの?
そーだ、クイズ☆ミリオネアだ!
この番組の凄いところは、「最後の問題に正解すると大金持ちになる」という世界共通の認識があるところ。劇中にでてきたインドの貨幣単位は円換算すると幾らになるのかサッパリだが、正解すると、このツマラン日常から解き放たれるのは判るよ!
このスイッチを閃いた脚本の人にすげえ敬意を表します。
話は韓流ドラマもビックリのくさい展開なんで、それがOKならよく練られた映画でお勧めですよ。
なんか社会派の小難しい映画が見たい人は他をあたって下され。
それこそ逆の意味でウォッチメンとかいいかもね。