NintendoDSのケツイを入手しました。
DSのコントローラでも弾幕系シューティングのニュアンスが伝わる快作となっており、製作者のバランス感覚と調整っぷりに頭が下がります。
でもね、それでも人選ぶよこのソフト。プレイ画面やおまけDVDを見せると。みなさん「あーあ・・・」てな表情になること請け合い。どげかせないかんと!ってどーしょうもないのだが、次回作があるのならコノ辺りも考慮して頂きたいな。
・ゲームモードの追加
VeryHardまではごり押しで行けるにも拘らず、そのVeryHardが壁になる。そう、ボンバーごり押しで進めちゃうので、弾を避けるって技術が身に付かないままココに放り出されてしまうのである。どうしても弾を避けるっ考えより「効率のよいごり押し方法」ってな思考に陥ってしまうのです。で、それなりにクリアするとDeathLaberモード出現。クリアが無理っぽい雰囲気にプレイヤーをズンドコ気分に突き落とすことうけあい。もうちょっと避けるってのが必要になるゲームモードが間に挟まっていたら教育的かと。
クリアに時間が掛からないうようボス単体戦で「ボンバー無しクリア必須モード」を付けていただきたい。これでしっかり避けの練習をつめるようにすれば。って練習モードあるじゃん!たしかにアルけど、ゲームプレイの一環にしていただいた方が上達が感じられて良いんじゃないかと。別の話になるけど、やっぱDSの画面は小さくて見辛いので、下画面で自機周辺の拡大画面があると、この弾の間隔だと抜けれるとか研究できて面白いかも(ハードのスペック上で実現は厳しそうだけど)
・リアルタイム性の高いパズルゲームとしての側面
うまい人のプレイを見ていると、えらく簡単そうに弾を避けているけど、これって避けれるようにプレイしているってことが、このソフトではどうも判りにくい。「切り替し」っていう芸があることが伝わりにくいのでは。現状のゲームモードでは、難易度の増加=弾の多さになっているけど、初期のモードでは弾のスピードもたいそう遅くして、誘導をかまし、切替しポイントを自ら生成するって流れや弾の習性とその対策をも掴んでもらえる(この閃いた瞬間が弾幕系の面白さのはず!)ような何かがあればいいかもねぇ。
個人的には弾のスピードが遅いモードがあれば、それで避け方を「攻略」したいって気持ちはあるけど、今のゲームモードだと数あたって経験値ためて自身で気が付くまでやり込めって感じで、弾幕の抜け方を脳みそ上で思考実験するってな楽しみが欲しい。
でも、これは本当にすばらしい出来なんで、シューティングは好きだけど下手の横突きだったり、DSで弾幕を掻い潜ることに価値を見出せる人にはちょうお勧めです。