~デジカメ買てくるまで編~
現在愛用中のカシオQV2800UXでは青空を撮影すると、JPEG圧縮丸出しのがたがたグラデーションが発生するのがどーも気になる。
それに最近のコンパクトなのと比べるとデカい。
撮影までの段取り(キャップはずして電源入れて~)がめどい。
いろいろな鬱憤が積み重なり次世代主力デジカメの選定作業に入るのであった。
ググッたQV2800UXで撮影された画像の数々。
http://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/casio/index.html
すんげえポテンシャルを秘めていたのに、マニュアル読んだりカメラの基本挙動すら調べて使っていなかった俺最低だな。
=選定作業=
コンパクトサイズのデジカメは携帯で代用できけど一眼はいろいろ荷が重い。
というわけで方向性、多少はマニュアル操作でくねくねと創造性を刺激し、なおかつオートでバッチリ綺麗な記録写真が取れるってな感じのデジカメを物色することに。
まずは前から気になってたリコーのGRデジタル。調べると高いし機能の絞込みが、私のデジタルがジェット嗜好趣味とは方向性が・・・惹かれるが違う。
という方々へのリコーの回答がGX100。スペック見るにこりゃいい感じ。
でもリコーのデジカメの特性なんでしょうか、画像拡大時のJPEG画像特有のノイズがどうも気になる。
でもちょんまげEVF、評価はいまいちだけど使ってみたいなあ。
会社にカタログがあったキヤノンのG9。
お店で展示品を触ったら、本体の剛性感や適度な重さやスイッチ類の良いもの感あふれる質感に物欲ゲージが上がる。
マニュアル撮影をしたい流れにおいてはISO設定スィッチが独立ってのも良さげ。
近年、このサイズには無い(光学)ファインダーの装備も、あくまでも「カメラが欲しい」という流れ的にはばっちしフィット。
でもカタログ見てると、A650などの液晶クルクルタイプ(バリアングル機能)が、めちゃ便利なのを知っている世代なので、この機能付でG9のようなマニヤック心をくすぐるデジカメは無いものかと悩む。
パナソニックもフジもカシオも私の思いを大きな胸板でがっちし受け止めてくれるドンピシャなデジカメはなさげのようで、妥協案の数々が脳裏をよぎる。
そんなある日、ソニーのホームページをつらつらと眺めていると、そこにあるじゃないか理想のデジカメが!
その名は「Cyber-shot DSC-H50」ホームページの写真を見るとフルサイズに近い大きさと錯覚するが、寸法見ると「大きくはない」サイズ。
で、実際に店頭で触るとしっかりと両手でカメラを固定するのに必要最低限なサイズと形状、質感やレバーやスイッチなどのインターフェイス部分はチープだが、これは軽量化につながると考えれば全然許容できる範囲ではないでしょうか。
背面液晶もかなり綺麗な表示で、縦方向のみではあるけどクルクルするのはありがたい。
ちなみにバリアングルといわれるタイプは縦にも回るのだが、いったんこの機能を使おうとすると、カメラを持ち直して液晶を引き出し、その液晶画面をクルンと180度回転させるという手間がかかるが、ソニーのコレは親指ワンアクションでローアングル撮影ポジション、胸前でカメラをしっかり固定して顔は下むいて撮影という、良くあるシュチュエーションまで持っていくまでのスピードが素晴らしい。
バリアングルは縦画面でのアングル撮影や自分撮りまで対応できるけど、できの良いスナップ写真を所望する私は撮影までのスピードを優先したい。
しかもこのカメラ、AFを効かしたままの動画撮影やソニーの十八番ナイトショットといった、他のデジカメに無い機能もてんこもりと私の物欲ゲージがあっさり振り切れ即購入しちゃった。
購入前の不満点はメモリーステックと専用電池。
前者はソニーだししゃーないし、なんとマイクロSD→メモリーステックDUO変換アダプターなる素晴らしい製品もあるそうで難なく、後者は重量とサイズ減なんで渋々受け入れることに。
買いに行ったらコレって5月発売の製品なのにメーカー在庫無しとか言われてしまう。
チェーン店なんで店頭在庫しらべるそうだけど、ソニーのこのラインナップで前機種がオオコケしたらしく製品の仕入れ数が少ないらしい。
そんなこんなもありましたが1週間で入荷する。そして入手編などは次回に続く!