「真夜中の弥次さん喜多さん」の映画を借りて見ました。お気に入り漫画(これまでの人生ベスト10には絶対ランクインっぽい)でもって、正直、漫画ってメディアでしか存在出来ない(指輪物語とは別の意味で)ものと認識していたので、映画化は如何な物かと思っていましたが、前半はいいアレンジで、漫画と比較せずに素直に楽しめました。が、後半はネタバレなんで詳しくかけないが、いいシュチュエーションはすくい出しているし、極小な話として落とし込むことで、原作と同じテーマを別の角度から光をあてており興味深いが・・・映像としては入り込めないなぁ。とくにバーテンの眠りつづける彼女の実写映像は、原作の漫画的表現の美しさは会心の出来だと思っているので。悪くはないけど理想の女性ってのは映像化できんよね。
限定版のおまけDVDですが、伊豆一泊の映像が、監督さんとしりあがり寿のゆるいトークと下田城のゆかい映像がいい感じでした。