ローカル線ひとり旅。

なんとなく姫新線に乗って智頭急行に乗車してみたい気分なので、早朝より出発することに。
まずは8時4分発を目指して本竜野駅を目指すも、ガスを消したかどうかが非常に気になり帰宅。そんな訳で10時30分発に乗車する事に。汽車に乗り込みフフンとしていると車内放送「姫路行き~」あ、間違えてる!向かい側のホームには同時刻発の佐用行きが!急いでダッシュするも乗り過ごしてしまう。切符を買っているので11時30分発の次の汽車までホームで読書。
で次の汽車は間違えずに乗り込むも、2駅進んで終点との放送。2年前と同じく、再び陸の孤島「播州新宮」に閉じ込められる。しかもココって車で15分ほどでこれる場所だったりするので殊の外萎える。次の汽車は12時45分。仕方が無いので読書をしていると、同じ境遇のおじいさんとしょんぼりな会話を交わす。京都から出てきて、上月の実家にて法事があるけど間に合うかなてな話。昔(50年ほど前)はこの辺でも、うなぎやらなまずやら取り放題で、汽車もシュッポッポだったそうだ。おじいさんにしてみたら変わったようだが、ココは今でも十分田舎。
そんなこんなで次の電車に乗り込み旅は再開。終点の佐用にて智頭急行にすぐには乗り換えず、下車して散策するも、山の上の神社に上って下りて、本当にただの田舎町っぷりを再確認し落胆する。
智頭急行の普通乗り放題切符を購入し、何も考えずに乗車する。宮本武蔵駅てな愉快な駅名があるので下りようと思うが、智頭急行の普通ってぜんぜん進まない。佐用に18時30分までに戻らないと次の電車は22時まで無いのでこれでは智頭急行の乗車を満喫できないので、あわくら温泉ってな幸せそうなとこまでいくことにする。外の眺めは平福の宿場町の面影に始まり、日が傾き黄金色に輝く田んぼで刈り取りを行う老夫婦といった絵画じみた風景が続きます。
あわくら温泉に到着。黄金泉てな入浴施設へ向かうことに。15分ほど上ると到着。もう少し上ると「あわくら温泉元湯」ってな宿泊施設があるので、泊まるき満々で足を伸ばすが連休中だけあって満員。しょうがないので黄金泉に入浴。風呂からの眺めはよいのですが、露天風呂、ちょっと塩素くさいぞ・・・まぁしょうがないけどね。これで800円(1日乗車券割引で600円でした)。泉質に拘るタイプの人だったら、この値段でも問題ないかもしれません。実際、大繁盛でひっきりなしに車が着てたし。
で、そんなこんなで時間もないのでそのまま帰宅。次に行くときはゆっくりと智頭急行沿線をなめまわすように楽しみたいものです。