OZAKI

先日、尾崎豊のカセットテープを借りたので車中にて聞いてみた。先入観としては、校舎のガラス割まくったり、盗んだバイクで走り出したりと、アグレッシブかつパンク的な思想にカラオケでも問題無い語り系ボーカルが乗ってるのがアルバム1枚分続くかと想像してゲンナリであったが、いざ聞いてみると、ブラスが入ったりとアレンジや曲調も多彩ですんなり聞けたのでした。
でも歌詞は、女性にやたら母性的な無償の愛を求めたり、自分が最下層なのは社会や体制のせいって割には、その怒りを革命に捧げる訳でもなく、腐った社会の仕組みを利用した成り上がったるソングもあったり、まぁ自分にやさしくしてオーラの漂いっっぷりがかなりの人数の男性に共感をえているのってのを実感、もちろんナヨナヨした自分もかなり共感を覚えたよ。でも大多数の女性は引くよな、これ。
危険な自分に対するナルシズムやマザコン気味な恋愛感、これって「シャア=アズナブル」そのままじゃん。そりゃかっこいいわな。