鳥の歌はいい歌だよなぁ、と数年前から思っていましたが、やろうかなと思った時期が何故かいつも冬だったのでスルーしていたkeyの「AIR」をプレイしてみました。
で初回プレイ終了。突飛な設定で登場の主人公と、出て来る出て来る登場人物のいずれもの不思議さんぶりと非日常感に感情移入がまったくできず、結局、誰ともすれ違いで所謂バットエンド?に突入していました。
どうもこの手のゲームは感情移入できないと駄目な性質で、PCエンジン版「リンダキューブ」にいたっては、序盤にヒロインに「もっとレベル(経験値のアレ)上げて来い」な台詞を受けて挫折。
所謂一般RPGのアンチテーゼとして「レベル」というシステム用語をキャラクターに喋らせたギャグなんだろうけど、個人的にはゲーム世界からプレイヤーという現実に引き戻され覚めてしまい、面白そうだったんだけど、やめた。
といった過去からも、舞台がファンタジーやら宇宙だってのは全然気にしないし、このゲーム最大の障壁「いたる絵」も問題無いのですが、AIRの登場キャラクターには現実感もさることながら、人間としてどうも興味が湧かない。
KANONだったらファンタジーとしてではなく、登場人物の「何故」が興味を引く作りにはなっていたと思う。。
2回目のプレイもどうも乗る気しないなぁ。
で、二回目のプレイ。
登場人物とのフラグがなるべく立ちそうな選択肢を慎重に選んで・・・
といっても岐路となりそうな選択肢ってどれやろなぁ?・・・
そして、またもやバットエンド。
これはどうやら選択肢ごとにこまめにセーブしていく「順列組み合わせパズル」のご褒美として文章が読めるタイプのゲームと認識、もう「ENTER」キー連打には疲れました。
(この手のゲームのシステムは、テキスト量の兼ね合いもあるのでしょうが、雫や痕がよくできていたなぁ。)
自然と登場人物のバックグランドに興味が引かれ、ストレスなくプレイできたKANONの方が個人的には良作だと思いました。
AIRはアニメ製作中だそうなので、見てみて面白かったらゲームも頑張ろう。
んでから、ひょっとしたら自分のゲーム方法が間違っているのでは?と不安になり、マニュアル読んでみたら、メッセージのスキップ方法が載っていたので再プレイ。
バットエンド・・・
パズルにしても、記憶&総当り方式は勘弁してくれ。
世間(かなり狭いが)の高評価の真価を知りたい気分。
それからそれから、このゲームは選択肢を前にニヤニヤするゲームでは無いと割り切って、グーグル様に「AIR 攻略」にてご神託をお伺いし、バンダナ少女を作業攻略。