こちらも、hime氏より貢物。 「地域社会密着型モビルスーツ」

ガンダム生誕20周年を記念して作られる新たなるガンダムレジェンド。

富野由悠季監督があの巨匠にメカニックデザインを一任。
大方の予想をはるかに裏切り、起用されたのは
「三丁目の夕日」「夕焼けの詩」で著名な漫画家、西岸良平氏。

【富野監督インタビュー】
 ガンダムは僕のライフワーク。20周年のここに来て原典に返る必要がありました。
ガンダムのメインテーマである「少年の成長と人間同志の愛」をイメージさせてくれる
デザイナーを探しました。そこで僕が真っ先に連絡させていただいたのが西岸先生です。
かねてから先生の作品の根底に流れる人間愛が僕の作品イメージにピッタリだと
は思っていましたが、お話したところ西岸先生も大いに乗ってくださいました。
初めての打ち合わせのときに「僕が描きたいのはこんなガンダムなんだよ」と
サラサラとスケッチブックに描いてくださったのが掲載したラフスケッチです。
僕はこの瞬間「これだ!」と思いま(以下略)

西岸先生のスケッチ
モデル化に際しては、新技術が投入される予定。
マスターグレードにも期待大である。(評:ポゲ田)

【”機動少年 ガンダムロボット”ストーリー】
遠い未来。世界は高度に発達した機械文明の栄華を誇っていた。
しかしその栄華の影には、機械を利用して悪事をたくらむ盗賊団「黒影党」が暗躍していた。
黒影党を追っていた少年探偵サトルはある日、父親の忘れ形見のブローチを手に入れる。
黒影党の巨大ロボット「ブラックシャドーZ」の魔の手がサトル少年に迫った
その刹那、ブローチが光り輝いた!そしてサトル少年の屋敷の開かずの納屋から
真空管の唸りと共に正義の巨大ロボット「ガンダムロボット」が現れた。
ガンダムロボットの秘密とは?果たしてサトル少年の運命やいかに?

【解説】
未だ謎のベールに包まれた「ガンダムロボット」だが発表されたデザイン画と
プレストーリーから予測を立てていこう。まず、メカデザインだが
今までのガンダムのイメージからは大きくかけ離れた大胆なデザインとなっている。
ボディの形状から見てガンダムの基本であるコアブロックシステムは削除されているらしい。
そして注目して欲しいのは背中のマントである。これはともすれば忘れがちな
「正義の味方」というコンセプトを一目で分かるデザインとして表現したものであろう。
耳があるのも今後のストーリー展開に深く関わってくるファクターかもしれない。
そしてストーリーについて。今回まず「えっ?」と最初に驚くのが
連綿と続く「宇宙暦」が導入されていない点である。
これはファーストガンダムから始まる同じ時間軸とは違う世界のパラドックスワールドが
舞台ということであろうか。
主人公が少年探偵という設定は冒険心をいつまでも忘れない富野監督自身を
投影したものと思われる。善と悪とが毅然と書き分けられている物語は
幼い日にハラハラワクワクしたあの感動を呼び醒ま(以下略)